「茶の湯からCHA文化」が目指す3つの基軸
本サイトは、「茶の湯からCHA文化へ」をテーマに、「茶の湯」を「CHA文化」として捉えなおし、そこから日本人として世界に誇ることができる精神風土「和の心」を子どもたちの学習として体系化したいというコンセプトで作られています。目的は大きく2つあります。 一つは、「茶の湯の体験学習」を実践するときに必要となる教材を提供することを目的として、今まで堺市内の小学校で実践された学習内容を集約し、実践しやすいように整理し、再構築して教材として提供しています。
二つ目は、「茶の湯」が古くから日本の中で生活文化として発達してきた側面に注目し、そのエッセンスを「CHA文化」として捉えなおし、「日本の良さ」として子どもたちに伝えていきたいとの思いです。グローバル社会に生きざるを得ない現代の子どもたちにとって、日本の伝統・文化が現代に息づいていることを知ることは大切なことだと考えているからです。
本サイトを、茶の湯の体験学習だけでなく、広く、おもてなしの心を中心とした日本の精神風土を学ぶ教材として活用していただけることを願っています。
- (1)茶の湯
- 茶の湯体験学習に必要な知識、茶の湯が育ててきた生活文化に関わる知識、お茶にまつわる知識、歴史的背景など、茶の湯の知識全般及び実践のための情報提供を目指します。
- (2)CHA文化
- 「CHA文化(Communicationふれあい、Hospitalityもてなし、Association人間関係の形成)」のもつおもてなしの心を中心とした人間関係形成力の側面を伝え、茶の湯の中に組み込まれている日本の文化や精神風土なのについて考える場を提供します。
- (3)キャリア教育
- CHA文化が、日本人の精神風土として、現在でも社会や企業の活動に息づいていることを子どもたちに伝えるために、「キャリア教育」という枠組みを使います。自国の文化、精神風土を知り、それらが社会や企業活動の中で活かされ、日本の特徴として世界に知られ、尊敬されていることを知る教材として、茶の湯教材はきわめて優れており、自国の素晴らしさを知ることで子どもたちの自信につなげていくことを目指します。
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